外科
外科で対応できること
外科では足を引きずるなどの症状や手術でしか治療することができない病気を治療していきます。
去勢や避妊手術をはじめ、近年ではペットの老齢化による腫瘍が多くなり、治療として外科手術が必要とされることが多いです。
外科手術には動物だけでなく、飼い主様も不安を覚えることと思います。
当院では外科手術に際し、しっかりと丁寧な説明を心がけておりますので、お困りのことがありましたら、お気軽にご相談ください。
~診療の流れ~
外科とはいえすぐに手術をするわけではありません。この動物に手術が本当に必要であるのか?
手術以外の方法で治療することができないのか?
といったように手術を行わない治療方法を可能な限り探していき、どうしても必要である場合には、手術を行います。
≪STEP1 問診、身体検査≫
当院では初めから不安を抱えている動物たちがさらに不安になるような、血液検査やレントゲン検査は行いません。
初めに詳しい症状を飼い主様より聞き(問診)、身体検査を行い、歩き方やどの部分に痛みがあるのかを確認します。
≪STEP2 検査、治療の提案≫
症状や身体検査の結果に応じて治療を優先するか、レントゲンの検査などを優先するかをご提案します。
症状が軽い場合には検査は行わず安静と投薬により様子を見るケースも多いです。
≪STEP3 検査、治療の実施≫
外科の治療では手術の行うケースは珍しいです。
主な治療は投薬やリハビリ、自宅での生活環境の改善により治療を行うケースが多いです。
≪STEP4 手術の場合≫
稀ではありますが、中には手術でしか治すことのできない病気もあります。
その場合にも手術、麻酔を行うことに対する利点、欠点をしっかりと相談したのちに手術を行うかどうかを決めていきます。
手術を行う場合には手術後にはしっかりとケアを行っていきます、手術では手術よりも手術後のケアの方が重要です。
当院では可能な限り動物の痛みを取り除くため動物病院では数少ない特殊な鎮痛剤の施用病院であるため、これらを用いて痛みを取り除きます。