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総合診療科
総合診療科は、言葉を話すことができない動物たちが出す、「何気ないサイン」をもとに病気を見つけていく診療科です。
なんとなく元気がない、なんだかわからないけれどいつもと様子が違う、など、何かお気づきのことがありましたら、些細なことでもご相談ください。
問診や身体検査等を行い、その結果から診断を行わせて頂きます。
腫瘍科(専門外来)
腫瘍科では主に体にできたしこりを診断、検査していきます。
近年はペットの高齢化も進み、長生きする反面、腫瘍ができるワンちゃんも多くなってきました。
腫瘍には大きく分けて良性、悪性(ガン)があり、悪性の場合には早期発見・早期治療が重要となります。
また中には良性の腫瘍も多いため、その場合には無理に手術などを行わず、経過をみることもあります。
万が一、ガンや悪性の場合には手術や抗がん剤をはじめとした治療を、家族の方の意向や動物の状態と合わせて治療方針を決定していきます。
休止中:皮膚科(専門外来)
皮膚科では主に皮膚の赤み、脱毛、痒みから起こる皮膚病, または耳を気にする、痒がるなどの皮膚、耳の治療に対応しております。
皮膚のかゆみや赤みといっても原因は様々であり、皮膚に起こるこうした症状が免疫異常、内臓病など、重い病気のサインであることもあります。
また皮膚病の症状を長期間、放置していると複数の病気が混在し、診断や治療までに時間がかかることがあります。
1週間程度で改善しない場合、皮膚科を受診されることをおすすめします。
当院では月に1度、皮膚科認定医による皮膚科専門外来を行っていますので、ご希望の方は事前予約をお願い致します。
小動物・エキゾチック診療
小動物診療ではウサギやフェレット、ハムスター、ハリネズミ、鳥類、爬虫類(ヘビなど)、袋モモンガなど犬猫以外の小動物の診療を行っていきます。
体が小さいため病気の症状を見落としやすく、気づかぬ内に病気が進行していることが多いので、元気食欲がないなどの異常がある場合には早期に受診しましょう。
消化器科
消化器科では主に胃腸の病気に対応しており、犬や猫によく見られる、急な吐き気、吐く、下痢などの病気を治療している診療科です。
消化器の病気は主に嘔吐、下痢などの症状が挙げられますが、中には食欲がない、なんとなく元気がない、などといったあいまいな症状の場合もあります。
また病気の種類も多く、重症度も異なるため、思わぬ大きな病気が潜んでいる場合もあります。
当院では動物病院での保有が稀な内視鏡の設備もあるため、異物誤食などの際には開腹手術をすることなく摘出することが可能です。(形状や大きさによって、摘出できないことがございます。)
循環器・呼吸器科
循環器科・呼吸器科は、主に心臓や肺の病気を治療している診療科です。
咳が続く、呼吸が荒い、散歩や運動の後に疲れやすい、興奮すると舌が青くなるなどの症状がある場合には循環器、呼吸器科の診療の相談、ご予約のご連絡をください。
心臓や肺の病気は初期にはこれといった症状がなく、気が付いた時には症状が進行していることが多いため、早期発見・早期治療が重要となります。
泌尿器科
泌尿器科は主に腎臓や膀胱の病気の治療に対応している診療科です。
主な症状としては血尿、排尿回数の増加、水をたくさん飲むなどが挙げられます。
しかし腎臓病に関しては少しずつ元気や食欲が低下していく、といった症状があいまいな場合もあるため、注意が必要です。
外科
外科では足を引きずるなどの症状や手術でしか治療することができない病気を治療していきます。
去勢や避妊手術をはじめ、近年ではペットの老齢化による腫瘍が多くなり、治療として外科手術が必要とされることが多いです。
外科手術には動物だけでなく、飼い主様も不安を覚えることと思います。
当院では外科手術に際し、しっかりと丁寧な説明を心がけておりますので、お困りのことがありましたら、お気軽にご相談ください。
歯科
歯科では主に口を気にする、口を痛がる、食べにくそうにするなどの歯や口の中の病気を治療していきます。
犬や猫では歯周病を発症していることが多く、また動物の場合には口の中の状態を確認することが難しいため病気が進行していることも多いため、食べにくそう、口を気にするなどの症状がある場合には歯科を受診しましょう。
眼科
眼科では眼が赤い、眼が開けにくそう、目ヤニがでるなどの眼の病気を治療していきます。
眼の病気は急に起こることが多く、中には失明につながる眼の病気もあります。
症状が軽くても3日以上眼が赤いなどの症状がある場合には眼科を受診しましょう。
ワクチン/フィラリア・ノミ・ダニ予防
当院では病気になってから治療するのではなく、病気を未然に防ぐ予防医療に力を入れております。
病気になってから動物病院に来院するのではなく、病気にしないためにワクチン、フィラリア、ノミダニなどの予防をしっかりと行っていきましょう。
避妊・去勢
近年飼い主様の飼育への意識が高く男の子も女の子も避妊、去勢手術を受けることが一般的となってきました。
通常男の子を去勢手術、女の子を避妊手術といいます。
当院では避妊、去勢手術のいい点、悪い点をご説明し不必要な手術は行いません。
避妊、去勢には全身麻酔が必要であり、犬や猫にはわずかではありますが負担がかかるため、本当に避妊、去勢手術が必要であるかを動物の性格、生活環境、飼い主様の希望を踏まえて決めていきます。
健康診断
食生活の変化や獣医療の発展によって、動物の寿命が伸びてきている一方で、様々な病気にかかってしまう高齢な動物たちも増えてきています。
しかし、動物は言葉が話せないため、病気になったとしても早期に発見できないケースが多く、病気が発覚した時点では症状がかなり進行している、といったケースが多く見受けられます。
人間と同じように、動物にとっても病気の早期発見・治療を目的とした健康診断が非常に重要です。