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ブログ『防災への備えは出来ていますか?』



目次

防災への備えは出来ていますか?

最近は異常気象などの災害も増えてきています。
是非、そんな時のためにしっかりと防災をしておきましょう!

「災害時におけるペットの救護対策ガイドライン」

環境省の「災害時におけるペットの救護対策ガイドライン」によると、

「災害が起こった時に飼い主はペットと同行避難することが基本である」
「他の避難者への迷惑にならないように努めなければならない」

と記載されています。
避難所には動物が苦手な人や、アレルギーの人もいることが想定され、
ペットの受け入れ方については、最終的には各自治体や避難所に委ねられています。
そのため、一部で断られることがあり混乱を呼ぶケースも多いです。

避難所生活のトラブル対策

ではいざ、災害が発生してペット同行避難指示がでたとき、
環境省のガイドラインにある

「他の避難者への迷惑にならないように努めなければならない」

という条件をクリアするために
具体的に何をすれば良いのか把握できていますか?

災害が起こった後の混乱状態では、できる対策は限られてしまいますので、日ごろからの準備が大切ですね。

◆迷子対策

1.迷子札を使用する
2.マイクロチップを利用する

東日本大震災の時には、自治体で保護されたワンちゃんと猫ちゃんのうち、
迷子札や、マイクロチップを使用していた場合は、
100%飼い主が判明しました。

特にマイクロチップの普及率は年々増加しており、
ペットへのマイクロチップ装着が義務づけられている国もあります。

動物が保護された際、自治体や動物病院がリーダーでマイクロチップの情報を読み取り、
すぐに飼い主さんに連絡をとることができます。

【マイクロチップのメリット】
・首輪や迷子札のように外れる心配がない
・耐久年数は約30年程度で、作動に電池は必要なし

◆鳴き声対策

日ごろのしつけが大切になってきます。

ワンちゃんは、生後3~4ヶ月頃までを「社会化期」、
5ヶ月頃~1歳頃までを「第2社会化期」と呼び、
様々なことを学び吸収しながら人間社会で人と一緒に生活するためのルールを学ぶとても重要な時期です。

しつけについては、一度獣医師にご相談ください。

◆臭い対策

家で洗ってあげるか、定期的にトリミングに連れていってあげましょう。
特に夏場は臭い易くなるため、注意しましょう。

◆ノミ・マダニ予防

日ごろからのノミ・マダニ予防が大切になります。
ノミ・マダニは動物に害を及ぼすだけでなく、人も刺されますし、マダニは人に移る病気も媒介します。
マダニが媒介するSFTSウイルスによって、亡くなってしまう人も報告されています。
まだノミ・マダニ予防をしていない場合は、いますぐ動物病院で対策をしてください。

◆補給物資対策

備蓄品には優先順位をつけ、優先度の高いものをすぐに持ち出せるように、人の避難用品とともに保管しておく必要があります。

環境省が公表している「災害時におけるペットの救護対策ガイドライン」によると、ペット用の備蓄品と持ち出す際の優先順位の例として、最優先は“常備品と飼い主やペットの情報”となっています。


<緊急避難時用の持ち物例>
・薬
・フード、水(できれば7日分以上)
・予備の首輪とリード
・食器
・ガムテープ(ケージノ補修など多用途に使用)
・飼い主様の連絡先と、ペットに関する飼い主様以外の緊急連絡先
・ペットの写真(携帯電話での画像保存も有効)

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