ブログ『人気犬種ランキング2020』
目次
- ○ 人気犬種ランキング2020
- ・1位 トイ・プードル
- ・2位 チワワ
- ・3位 MIX犬
- ・4~10位
- ○ 犬種ごとで気を付けて欲しいこと
- ・トイ・プードル
- ・チワワ
- ・柴犬
- ・その他犬種
人気犬種ランキング2020
ペット保険のアニコム損害保険株式会社が「人気犬種ランキング2020」を発表しています。
愛犬は何位かな?
1位 トイ・プードル
2010年から続く人気は衰え知らずで、堂々の11連覇を達成!
シングルコートなので季節による換毛期がありません。
抜け毛が少なく、放っておくとどんどん伸びて毛玉ができてしまうため、毎日のブラッシングは欠かせません。
定期的にトリミングをしてあげることをお勧めします!
2位 チワワ
不動の2位!!
チワワは、世界で公認されている最も小さい犬種です。
明るく陽気な性格ですが、警戒心が強く、攻撃的な面も。
無駄吠えをさせないためにも小さい頃からしつけをすることをお勧めします!
3位 MIX犬
MIX犬は「病気になりにくい」ということも特徴で、人気の秘密!?
トップ3の「トイ・プードル」「チワワ」「MIX犬(10kg未満)」のみで約半数を占めています!
4~10位
4位 柴犬
5位 ミニチュア・ダックスフンド
6位 ポメラ二アン
7位 ミニチュア・シュナウザー
8位 ヨークシャー・テリア
9位 フレンチ・ブルドッグ
10位 シー・ズー
小型犬が占める中で「柴犬」が大健闘!
日本で飼われている日本犬の約80%が柴犬と言われています。
犬種ごとで気を付けて欲しいこと
犬種ごとでなりやすい病気があります。
病気にならないように予防し、
病気になっても早期発見・早期治療できるように日々気を付けていきましょう!
トイ・プードル
◆外耳炎
耳が垂れており、耳道にも毛が生えていることから、耳垢に細菌が繁殖して炎症を起こしやすいです。
◆膝蓋骨脱臼
後肢の膝のお皿(膝蓋骨)がずれて脱臼する病気です。
後ろ足を不自然に上げるなどの症状が見られます。
状態によって手術が必要です。
◆白内障/緑内障
目の中の水晶体が白濁する白内障、眼球内の液体により眼圧が高まって視神経を圧迫する緑内障。
進行すると失明してしまうこともあります。
チワワ
◆膝蓋骨脱臼
チワワのような小型犬に多く見られます。
後肢の膝のお皿(膝蓋骨)がずれて脱臼する病気です。
◆水頭症
脳内の奇形による先天性が大半です。
行動異常、けいれん発作、不全麻痺、斜視などが見られることもあります。
◆気管虚脱
気管が押しつぶされて呼吸が困難になったり、慢性的に咳が出るようになります。
散歩中、首輪を引っ張ると首に負担がかかりやすくなるので、体全体を支えるハーネスがおすすめです。
柴犬
◆アトピー性皮膚炎
ハウスダスト、花粉、ダニ、カビ、食物など様々なアレルゲンが原因で引き起こります。
生後半年〜3歳くらいまでの若い時期に発症し、目の周り、口の周り、耳、四肢の付け根、肢先などに皮膚病変が起こり、重度の痒みを引き起こします。
◆外耳炎
外耳炎の原因として一番多いのが、耳道への細菌や真菌の繁殖です。
柴犬はアトピー体質の場合、外耳炎が発症しやすいです。
◆認知症
日本犬がなりやすい傾向にあります。
狭いところに入って出られなくなる、夜鳴きが止まない、トイレの失敗が多くなる、その場をグルグル回るなどの症状が見られます。
老犬になったからといって散歩をやめず、適度な散歩をするなど脳に刺激を与えるなどの予防が大事です。
その他犬種
今回ご紹介した犬種以外の子で気を付けて欲しいことは、当院ご来院時に獣医師にお尋ねください。
愛犬が末永く健康でいられるように、できることはしてあげましょう!